災害意識が薄い地域に住んでいる、南風シュージです。
先日、非常食の賞味期限を見てみたら、すでに切れているものや切れそうなものがありました。災害は忘れた頃にやってくると言います。賞味期限のチェックは忘れやすいので注意が必要です。
ボクの住んでいる辺りはあまり災害がありません。周りが山に囲まれているせいか、台風の直撃すら一度も体験したことがありません。
そんな環境の場所に住んでいるので、周りのみんなも口では防災防災と言っていますが、実際の対策もしていないのが現状です。
公民館でも一世帯あたりペットボトル1本(しかも500ミリ)しか備蓄されていません。一人一本じゃないところが怖いです。
でも、糸魚川静岡構造線上にある地域なので、東海大地震が来たら大変なことになることは分かっています。それでもやはり災害慣れしていないので何もしていない人が多いです。震災が来たらみんな大パニックになるでしょう。
東日本大震災の影響で防災グッズを揃え始めた
東日本大震災の時、ボクは仕事で諏訪にいました。諏訪は地盤が柔らかいので、ものすごい横揺れでした。それでも震度4だったようですが、ボクが生きてきた中で最大震度だったので怖かったです。
これはいかんと思い、震災のほとぼりが冷めた頃、保存水やα米、その他防災用品を買いまくりました。
今では段ボール3箱分くらいあります。
今思えば情報に踊らされていたなと後悔しています。防災マニュアル系の本を買うと、あれとこれを揃えておきなさいと色々書いてあるんです。登山用の超大型ザックがないとダメだと書いてあったので、高いお金を出して買った思い出もあります。邪魔になってすぐ売りましたけど。
結局必要なものは限られます。そして住んでいる地域の状況によって揃えるものも変わってくると思います。
本当に必要なものは何か
ボクの家はおそらく震災には耐えられると思うので、無理にキャンプセット並みの防災用品を揃える必要はないだろうと判断しました。
とても参考になったある本に、非常持ち出し袋に万能ナイフやコンパスを入れて何をするの?と書いてあったことが印象深いです。無人島や山の中で被災するわけではないので、サバイバルグッズはいらないのです。
非常持ち出し袋は、本当に非常時に持って逃げられる程度の重さで揃えました。
被災時も家に住むことを前提に、断水や停電に備えたものを用意することにしました。
料理はカセットコンロ、暖房は電源のいらない石油ストーブ、あとは普段から水やお茶をペットボトルで箱買いして使いながら補充していくというスタイルに決めました。
カセットコンロは必需品だと思いますので、カセットガスの買い置きは切らさないようにしています。
賞味期限切れに注意
東日本大震災の頃に非常食を揃えた方は、そろそろ賞味期限に注意が必要な時期です。
ほとんどの場合、保存期間が5年というものが多いでしょう。
ウチでも調べてみたら、ほとんどの水と食料が今年で賞味期限切れでした。まだ数ヶ月以上持ちますが、そろそろ新しくした方が良い時期だと思います。
水は普段使いで飲んでいます。非常食はそのうち食べますが、次は揃えなくてもいいかなーと感じたので買い替えはしません。
まとめ
防災用品については、また別の記事で紹介したいと思います。
今回、非常食の賞味期限を見て感じたことをまとめます。
・非常食や防災用品は、自分にとって何が必要か見直してみる。
・賞味期限切れにならないように、箱に期限を書いておく
・普段飲食しているものを買い置きし、古いものから消費していく
・カセットコンロ、カセットガスはマストアイテム
・あまりたくさんあると、非常時に持ち出せない
皆さんも家の非常食もチェックしてみてくださいね