防災で気を付けていること

防災の日が過ぎてしまいましたが、常日頃から実行している防災について紹介します。
既にやっている方も多く、あまり役にはたたないかもしれません。

車のガソリンは半分を切ったら給油する

これは有名な方法ですが、有事の際にガソリンスタンドが混みあうことは想定できます。
田舎に住んでいるため、被害の有無にかかわらず家に帰ることができるように、ガソリンメーターには気を使っています。
今では慣れてしまい、半分以下になると不安になってすぐスタンドへ行って給油するクセが付きました
昔、高速のパーキングエリアでガソリンが残り2メモリあったのに、トイレを済まして再びエンジンをかけようとしたら0になっており、ガス欠でかからなかったという怖い経験があります。デジタルのガソリンメーターだったので、不具合なのかそういうものなのか今でも分かりません。
最低でも残りが1/3程度になったら給油するクセを付けておいた方が良いと思います

趣味で焚き火をしている

家の立地条件が恵まれていることもあり、毎週土日には用事の無い限り必ず庭で焚き火をしています。(地区の条例には違反していません)
焚き火で沸かしたお湯を使ってコーヒーを飲むのは格別です。

焚き火には「1/fゆらぎ」という心を落ち着かせる効果があります。災害で不安な時、少しでも安心感を与えることができると思います。
使う焚き火台によって火の付け方にコツがあったり、使う薪によってどれくらいで燃え尽きるのかが違ったり、雨の日の焚き火のやり方など、焚き火は経験を積まないとわからないことが多々あります。

また、着火方法も色々覚え、ファイヤストライカーをナイフの峰で擦って火を起こしたり、虫メガネのレンズで着火してみたり、マッチが1本しかないことを想定して着火してみたりしています。着火後も火が消えないように工夫する必要もあります。

一番使っている焚き火台は「ソロストーブ」というメーカーの「キャンプファイヤー」という物です。もっと小さい「タイタン」や「ライト」も所持していますが、火の付けやすさも含め「キャンプファイヤー」が一番扱いやすいと思っています。
煙が少ないため近隣への配慮もでき、火力が強いためお湯を沸かすのに適しているので愛用しています。
全て灰になるほどよく燃えますが、燃え尽きる時間が早いことが欠点です。

日中は暑いため、最近ではタープの張り方も少し覚えました。
できれば庭にテントを張りたいのですが、あまり自分の趣味ばかりやっていると家族の目が気になるのでまだできていません。

都会では難しいかもしれませんが、焚き火が効率よくできるようになっておくと、災害時に電気を使わずに料理を作ったり暖をとったりできます。
一見簡単に見える焚き火も、実は慣れが必要です。薪や火口も用意しておかなければなりません。
焚き火を含め、家キャンプを何度か経験しておくと安心です。

地区の行政ラインに登録している

コロナが流行っていた時期に地区の行政ラインに登録しました。
今では行事の紹介などのラインばかりですが、広報の放送があった場合に放送内容をラインしてくれたり、大雨の際に避難レベルを教えてくれたりと、登録しておいて損はありません。大災害が起きた時、デマに惑わされず一番有益な情報源になると確信しています。

地域によっては行政ラインが無かったりする場合もありますので、今住んでいる地域で確かな情報が得られる方法を調べておくと良いと思います。

食料品を箱で買っている

元々は防災が理由ではなく、買いに行くのが面倒なのでまとめ買いしているだけなのですが、ペットボトルのお茶とカップラーメンを箱買いしています。ペットボトル飲料は、家族が毎日のように職場や学校へ持っていくため、無くなる前に購入しています。目的が防災ではないにしろ、ローリングストック法(常に一定数用意しておき、消費したら新たに買って補充をする備蓄方法)になっているので安心できます。

美味しくない災害用の食料を常備して期限を切らすよりも、いつも食べているものをローリングストックしておく方法が良いのではないでしょうか。

 

他にも趣味で集めたアウトドア用品が大量にあるので、災害時には何かの役にたってくれると思っています。
但し、いざという時すぐ使えるように、一度使ってみることが大切です。
もっと色々紹介したいのですが、長くなりそうなのでまたの機会に。

いつか来る大地震、少しでも被災者が減ることを願うばかりです。